With IM (ウィズ・アイム) 2022 No.004

アシニさんの話……… 私はスリランカのゴールに住んでいました。家は紅茶農園で す。私も日本に憧れていましたので、日本に行く方法を探してい たらアイム・ジャパンの技能実習プログラムはお金の負担が少 ないことを知り、テストを受けました。日本語の勉強を頑張りま したので一回で合格することができました。 王樹では職員の方も利用者さんもとても親切にしてくれま す。毎日たくさんお話をしますので「、よかよか」などの長崎弁も 自然に覚えました。 私もスリランカに帰ってから、介護施設を作りたいと思って います。父から農園を受け継ぐ兄も一緒に施設を作りたいと 言っていますので、農園と介護施設の両方をやっていきたいと 思います。 日本で働きたいと考えているスリランカのみなさん。介護は 心を幸せにする仕事ですので、楽しく学んで下さい。そして休み の日はいろいろな場所に出かけてみましょう。私も東京や長崎 の稲佐山、眼鏡橋などの名所に行きたいと考えています。 シトゥミニさんとアシニさんへの評価、今後に向けての期待などを勝矢社長に伺いました。 笑顔が2人の一番の魅力! 帰国後は介護人材の育成に尽力して欲しい 勝矢社長のお話……… 受け入れを決めたときは職員から不安の声もありました。しかし私は、シンハラ 語が母国語であり、公用語である英語で教育を受けているうえに日本語も勉強 しているという、技能実習生たちの意思の強さと能力の高さを信じていました。 実際に受け入れてみると、予想した通り非常に優秀ですし、何よりも笑顔が素 敵です。職員ともすぐに仲良くなり、利用者さんにも大変に可愛がられ、今では弊社にとって欠かせない人材 となっています。また、彼女たちに教えることで職員たちも自然とスキルアップしていると思います。 彼女たち自身は技能実習3号に移行するか特定技能か、どちらにしても3年間で終わるのではなく日本に残 りたいようです。それなら私としては日本の国家資格である介護福祉士にチャレンジしてほしい。これだけの日 本語能力と知識、そして技術があれば、スリランカの先駆的な存在になれると思うからです。 そこで、彼女たちがスリランカで介護施設を設立するまでの間だけでも、日本に優秀な介護人材を送り出 す介護に特化した日本語学校を設立し、人材育成に携わってもらえないかと考えています。 具体的には、優秀であり、かつ日本で学びたいという意欲があるにも関わらず、授業料を払えないが故にその機 会を逃しているような方たちに対して、先に私が受け入れ希望の介護施設を探し、そこに授業料を負担していただ くということを考えています。近い将来、そこで彼女らと一緒にスリランカに貢献できることを楽しみにしています。 ▲心を込めた介護を先輩職員から学びます。 農園と介護施設を兄と経営したい ▲日本の着物も似合います。▲笑顔満開で職員の方たちと記念撮影。 ▲ 二人のインタビュー動画はこちら Wi th IM 3

RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz