2022年06月03日
5月27日(金)、佐賀県庁にて開催された令和3年度後期技能検定技能競技大会成績優秀者表彰式で、当機構のベトナム人技能実習生 ド- チュン タインさん (以下、タインさん)が技能検定2級の鉄筋施工(鉄筋組立て作業)において、特に優秀な成績を収めた合格者として「佐賀県職業能力開発協会会長賞」を受賞しました。
同大会は佐賀県で電気機器の組み立てや機械加工、鉄筋施工など29の職種を対象の技術向上のため毎年2回実施している技能検定技能競技大会で、昨年度は技能検定2級に申請者116人の内51人が合格しました。
タインさんは技能検定で日本人と同じ2級鉄筋施工(鉄筋組立て作業)学科試験と実技試験を受験して合格し、双方の総合点が特に優秀な成績であったことから会長賞を受賞しました。
1号実習生として2017年8月に来日したタインさんは佐賀県小城市にある株式会社大久保鉄筋工業で3年間の実習を修了し、現在は3号実習生として日々現場で鉄筋の組立や加工場で鉄筋を曲げる作業実習に励んでいます。
タインさんは「表彰されてとてもうれしいです。社長をはじめ会社の人たちから、丁寧に教えてもらったことで合格、表彰されました。社長、会社の方々にとても感謝しています。技能検定受験にむけて、実技試験の練習だけでなく、学科試験の勉強も頑張りました。会社のみなさんのおかげです。代表取締役の大久保社長から「よう頑張ったね。まだ終わりじゃないよ。次は『1級』を取ろう」といわれたので、これからも頑張ります。」と次の挑戦にむけてこれからも頑張る意気込みを語っていました。
これからも彼に続くたくさんの技能実習生の技術の向上に期待しております。