2022年10月17日
2022年10月10日(スポーツの日)、神戸ポートオアシス(神戸市中央区)で開催された、全日本ナチュラルボディビルディング連盟(以下、ANNBBF)主催の「第66回全日本ボディビルディング選手権大会メンズフィジーク部門」で当機構のインドネシア人技能実習生、ロマドン サフルディンさんが3位に入賞しました。
ロマドンさんは、まず当日午前中に開催された「第3回関西ボディビルディング選手権大会メンズフィジーク大会」で優勝し、同日午後、上位3位以内に入賞した者のみ出場権が与えられる全日本大会でも3位という快挙を成し遂げました。
ナチュラル100%の規定を尊守する者だけが出場可能な本大会はANNBBF の厳格な理念のもと、ドーピングを禁止しており、日々トレーニングの成果がより一層求められます。
京都府舞鶴市にある株式会社平和熔工所にて、2019年3月から半自動溶接の実習をしているロマドンさんは、元々はからだが細かったため、強くなろうと思い、技能実習生になる前からジムに通っていました。来日後も、実習先の上司に会社周辺にあるジムを探してもらい、配属3か月後に入会し、日々トレーニングに励んできました。
インドネシアでジムに通い始めた当初、ロマドンさんは自分のやりたいトレーニングだけをしていましたが、一緒にジムに通っていた友達の影響もあり、次第に本格的になり、通い始めてから2年目には食事や睡眠もコントロールするようになりました。
脂肪や油や糖質に気をつけた食事をとり、夜10時に寝て朝6時に起床するなど、常に体づくりを意識した生活を送っているそうです。
ロマドンさんはメンズフィジークについて次のように話しました。
「昨年も関西大会に出場し5位に入賞したため、手ごたえを感じ今年も出場を決めました。
今年は(関西大会で)優勝できてとても嬉しいです。次は全日本大会でも優勝したいです。
毎日トレーニングを続けて、食事も睡眠もバランスよく規則正しくとっているので、始める前よりからだが元気になりました。仕事をするときも、やはり前より疲れにくくなったと実感しています。実習が終わってインドネシアに帰ったら、地元のスマランで自分のジムを開きたいです。」
ロマドンさんは、来年、更に強い選手が揃う日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催する大会にも挑戦したいそうです。
実習もボディビルも、日々頑張っているロマドンさんの更なる活躍に期待がかかります。
※全日本ナチュラルボディビルディング連盟の公式フェイスブックにも大会の様子が掲載されています。
※ロマドンさんのYOUTUBEはこちらです。