青少年親善交流事業としてスリランカの高校生を招きました

新着情報

2024年10月08日

アイム・ジャパンは青少年親善交流事業として2024年9月14日~24日の11日間、スリランカから高校生10名を招き、青少年親善交流事業を実施しました。

本事業は、日本と送出し国の青少年同士の交流を通じ両国の親善と相互理解を促進することを目的として、アイム・ジャパンでは1994年から実施しています。このたび、コロナ禍の影響で中断していたため4年ぶりの実施となりました。行程の前半は関東地区の高校2校との親善交流や技能実習生受入れ企業見学などを行い、後半は富士山や鎌倉、浅草観光なども盛り込みました。

高校生との親善交流で訪れた高校は、横浜市立みなと総合高等学校と星槎国際高等学校。いずれの高校でもスリランカの高校生は日本語を交えた自国文化の紹介と伝統衣装での踊りを披露し、集まった日本の高校生の大歓迎を受けました。横浜市立みなと総合高等学校では有志が企画した交流会で「好きな授業は?」「どんな音楽を聴いてるの?」とお互いの高校生活に質問が集中し、その違いに大変興味を抱いている様子でした。星槎国際高等学校では着付け体験が行われ、着物の先生の説明に「スリランカのサリーに似ている」「家ごとに違った紋があるところが面白い」とスリランカの伝統衣装との違いに話が盛り上がりました。

社会見学のため訪れた矢崎総業株式会社とヤマハ発動機株式会社では、実際に実習中のスリランカ実習生との座談会も実施し、日本での仕事や生活の話に興味津々で聞き入っていました。

最後の週末は、日本での家庭生活を体験してもらうため、2泊3日でアイム・ジャパン役職員宅に分かれてホームステイし、ホストファミリーとスカイツリーなどの東京観光に出かけたり、本場スリランカ料理を振る舞ったりとそれぞれが日本の生活を体感できたようです。

全ての行程を終え帰国する際、高校生たちからは「将来、是非また日本に来たい」という声が聞かれ、限られた時間でしたが多くの日本の魅力を伝えることができたと感じております。アイム・ジャパンは今後もこの公益事業を継続し、送出し国とのさらなる発展を目指してまいりたいと思います。

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