2025年02月10日
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2025年1月24日、スリランカ海外雇用局の主催で技能実習・特定技能外国人プログラムの説明会が開催されました。本説明会は、サムルディ開発局がスリランカ各地で開催している日本語コースの生徒を対象に行われ、約600名が参加しました。サムルディ開発局は、村落開発・社会保障・コミュニティエンパワメント省のもと、貧困層向けの社会保障プログラムを実施する機関です。今回の参加者の多くも政府から支援を受けている低所得家庭の出身であり、将来の自立を目指しています。
当日は、スリランカ海外雇用局を管轄する外務・海外雇用・観光省からウィジタ・ヘーラット大臣、アルン・ヘーマチャンドラ副大臣、村落開発・社会保障・コミュニティエンパワメント省からワサンタ・ピヤティッサ副大臣、海外雇用局からコーシャラ・ウィクラマシンハ会長らが出席されました。
ウィジタ大臣は参加者に向けて「仕事を通じて収入を得て自立し、貧困から抜け出す力を身につけてほしい」と若者たちを激励し「海外雇用局は日本をはじめとする海外へ多くの若者を送り出しており、今後も不当に高額な手数料を払うことのないよう支援していきたい」と述べられました。
説明会の参加者からは「日本語を勉強しているが、日本へ行く方法が分からなかった。信頼できる機関を通して、日本で働く夢を叶えたい」と日本での実習や就労に対する期待の声が寄せられました。
アイム・ジャパンは、今後も海外雇用局やサムルディ開発局と連携し、日本での実習や就労を目指す若者たちの夢を叶えるべく、スリランカ各地での説明会を開催し、適正なプログラムの実施に努めてまいります。
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説明会の様子が海外雇用局のFacebookに掲載されました