キルギス訪問団 ~インターンシップ受入れに向け、関係機関を公式訪問~

新着情報

2025年06月25日

 当機構ではキルギス共和国からのインターンシップ受入れに向け、5月24日から30日にかけキルギス訪問団による関係機関の公式訪問と現地視察をおこないました。  介護、製造、建設分野の会員企業に当機構職員を加えた10名の訪問団は、労働省就職センターを皮切りに日本キルギス友好議連会長、サビロフ労働大臣を表敬訪問し、今後の日本語教育の拡充や送り出しに向けた環境整備と日本側の受入制度について意見交換いたしました。

金森会長(左)を歓迎する労働・社会保障・移住省サビロフ大臣(右)

 また、当機構と提携関係にあるキルギス総合国立大学とアラバエフ・キルギス大学では日本語を学ぶ観光、調理、福祉学科の授業を見学し、日本でのインターンシップを希望する学生と交流しました。実際に日本へ行き学びたいという彼らに日本を選ぶ理由を聞くと、世界一安全な国だからという答えが。製造、建設分野の専門教育を視察した職業訓練校でも、学生達から同様の理由で日本に行きたいとの声が聞かれ、賃金では他国に見劣りするかもしれないが安全であることが日本の大きな魅力だと感じました。

日本キルギス友好議連の議員の方々と
インターンシップ希望の学生たちと交流(アラバエフ・キルギス大学にて)
今年が創立100周年となるキルギス総合国立大学を訪問
職業訓練校で溶接を学ぶ学生

 滞在期間中、訪問団が一同に感じたのは、たまに目にする日本人にそっくりな人たち(40以上の民族からなる多民族国家ですが)と食べる料理が日本人の口に合う(あっさりとした塩味ベース)ことです。中央アジアのスイスと形容される雄大な自然に囲まれたビシュケク市街は渋滞はありますが総じて静かで、旧ソビエトの歴史を思わせる建物が並びます。 日本からの直行便がないためその距離は決して身近とは言えませんが、周りの雰囲気は心地よく人々への親近感が湧いてきます。

 当機構では、今回の視察で得られたキルギスの魅力を伝えると共に、キルギスからのインターンシップ受入れに向けた準備を加速してまいりますので、お問い合わせやご相談がございましたらご連絡ください。

イシク・クル湖での乗馬体験
キルギスの伝統料理 ベシュバルマク
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