2023年06月27日
6月20日(火)、当機構の本部(東京都中央区)で、アイム・ジャパン技能実習生を対象とした「第19回 アイム・ジャパン 安全衛生ポスターコンクール」の最終審査会が開催されました。今年度は689作品(659名)と、昨年の191作品の3倍以上の作品が寄せられました。
そのうち一次審査を通過した38作品を対象に、特定非営利活動法人 安全技術ネットワークの浮田義明理事長を審査委員長に迎えて最終審査を行い、最優秀賞(1作品)、優秀賞(2作 品)、優良賞(3作品)、佳作(4作品)、の計10作品が選出されました。
このコンクールは、技能実習を通じて安全衛生に取り組む重要性について技能実習生が自ら考え、その大切さを周りの人々に訴えることを目的として毎年開催されています。最優秀作品は技能実習生の労働災害防止の意識づけなどに活用されます。
7月1日から7日の「全国安全週間」に際し、主唱者(厚生労働省、中央労働災害防止協会)からは、労働災害全体の死亡災害は前年を下回る見込みではあるものの、休業4日以上の死傷災害は前年を上回る見込みであり、近年、増加傾向に歯止めがかからない状況となっており、事業者と労働者双方における労働災害防止への取り組みがより一層求められています。当機構においてもホームページ等を活用し、技能実習生の受入企業に向けて安全衛生対策の推進を積極的に呼びかけています。
このたびの審査においても、独創性や表現力といったポスターとしての出来栄えとあわせ、安全衛生に対する正しい理解が表現されているかについて、間違った保護具の使い方を描写したものは除いて厳しく検討が行われました。
また併せて特別賞(1作品)、努力賞(5作品)も選出されました。
来年も技能実習生の自由な発想を活かした多くの素晴らしい作品が寄せられることを期待しています。
▼入賞作品一覧等の詳細はこちらからご覧ください。
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