アイム・ジャパン技能実習修了生から「介護福祉士」が誕生しました。

お知らせ・トピックス

2022年06月02日

アイム・ジャパンの技能実習プログラム修了生で、スリランカ出身のワーラッペルマ アーラッチルラーゲー チャトゥミ イスリカーさん(以下、チャトゥミさん)が、令和3年度の国家試験に合格し「介護福祉士」の資格を取得しました。

チャトゥミさんは2018年11月に来日し、沖縄県中頭郡の社会福祉法人 琉球キリスト教奉仕団で2021年11月に技能実習2号を修了しました。その後は在留資格を特定技能に変更して現在も同じ職場で働いています。

「介護福祉士」は介護分野で唯一の国家資格です。外国人が介護福祉士になるためには「経済連携協定(EPA)」「養成施設」「実務経験」の3つのルートがあります。チャトゥミさんは技能実習3年目に実務者研修を修了し、実務経験も3年以上あったため「実務経験ルート」で2022年1月の筆記試験に初挑戦しました。

アイム・ジャパン技能実習生時代のチャトゥミさん

技能実習や特定技能の受験者数と合格者数は明らかにされていませんが、厚生労働省の発表では、令和3年度のEPAに基づく外国人介護福祉士候補者の合格率は36.9%となっています(日本人を含む全体の合格率は72.3%)。試験はすべて日本語で行われ(希望に応じて漢字にふりがなが付いた問題用紙を配布)、合格するためには介護の専門的な知識だけでなく高い日本語能力が必要となります。

以前から日本語の勉強に熱心に取り組んでいたチャトゥミさんは、2021年2月に沖縄で開催された「第38回 外国人による日本語弁論大会」で最優秀賞を受賞した経歴の持ち主。2021年7月の日本語能力試験ではN1に合格しました。今回の試験に向けても多い日は1日10時間ほど勉強したそうで、過去問題を繰り返し解いたり、食事や料理を作る時もYouTubeで耳から学んだりするなど、仕事のかたわら日々努力を積み重ねました。

休みの日は部屋で猛勉強

「合格を知った時は、やったー!と思いました。すごく楽しい気分でうれしくて涙も出ました」。スリランカの家族にはすぐに電話で伝え、喜びを共に分かち合いました。報告を受けた職場の方々も心から喜んでくれたそうです。

「家族と職場、そしてアイム・ジャパンの支えがなければ合格することができなかったと思います」。素直な喜びだけでなく周囲に感謝する気持ちも忘れないチャトゥミさんが、職場の中心的な存在となり、後輩の育成にもその力を発揮することは想像に難くありません。

介護福祉士としての一歩を踏み出した彼女は「将来、利用者の自立を支援する、よりよい介護を提供できる介護福祉士になりたいです」と、介護のプロとしての自覚をあらたにしています。そして未来には看護師という次の目標が続いています。

技能実習生時代のチャトゥミさんを取材した動画はこちらをご覧ください

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