スリランカ大使館主催「東日本大震災十周年追悼式」に当機構の専務理事が参列

新着情報

2021年3月15日

2021年3月11日(木)、千葉県香取市の蘭華寺(さわらじ)で、スリランカ大使館及び在日スリランカ人コミュニティー主催による東日本大震災十周年追悼式が執り行われました。

この追悼式は、東日本大震災の犠牲者を慰霊し、被災地復興への祈りを捧げるため、ウィシュラマール・サンジーヴ・グナセーカラ駐日スリランカ大使の呼びかけに在日スリランカ人コミュニティーが協同し開催されました。

当日の会場には、日本在住のスリランカコミュニティの方々やスリランカ学生会の会員、スリランカ大使館の関係者など100名以上、日錫の仏教関係者15名以上が集まり、当機構からは坪田一雄専務理事が参列しました。

新型コロナウイルス感染症対策に配慮して開催された追悼式では、参列者による献花や黙とう、スリランカ人僧侶による法要が厳かな雰囲気のもと執り行われました。

ウィシュラマール・サンジーヴ・グナセーカラ駐日スリランカ大使は、法要の後に行った参列者への挨拶で、震災の犠牲者に思いをはせ、心から冥福を祈念すると伝えました。あわせて、在日スリランカ人が団結し友人である日本人を支援したエピソードのひとつとして、震災後2週間を待たずスリランカ大使館が支援物資を届けるために被災地に駆けつけたことについて触れ、そのことを誇りに思うと述べました。

また大使は、文化、仏教、おもてなしとやさしさの価値観の共有が日本とスリランカを結びつけ、歴史的にも他に類をみない関係を築いたとし、この追悼式はスリランカ人が日本人に抱く愛と友情を表したものであることや、両国の友好関係が今後もますます発展していくことへの願いを伝えました。

大使と来賓の挨拶に続き、蘭華寺の設立者バーナガラ・ウパティッサ長老を代行してタランガンレ・ソーマシェリ僧侶のお言葉がありました。僧侶は、日本人の協力に対する感謝や被災地復興への願いとともに、今後もスリランカと日本の友好を深めていきたいと述べて式は締めくくられました。

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