2023年02月24日
2023年2月16日、アイム・ジャパンのコロンボ駐在員事務所は、コロンボから約50km北に位置するミヌワンゴダ(西部州・ガンパハ県)において、地元の日本語学習者と日本語教師に向けた技能実習プログラムの説明会を開催しました。
当日、会場となった寺院には、スリランカ女性・児童社会促進省(Ministry of Women, Child Affairs and Social Empowerment)が管轄する「サムルディ開発局※」とスリランカ海外雇用局の協力の下、約40名の日本語学習者と日本語教師が集まり、活発な意見交換が行われました。
サムルディ開発局と海外雇用局は、スリランカにおける日本語学習支援を活性化させる旨の協定を締結しており、今回の説明会はこの協定がきっかけとなり、海外雇用局からの要請を受けて実現しました。
※スリランカ女性・児童社会促進省 サムルディ開発局
「2030 年までにスリランカを貧困から解放し、繁栄させる」ことを目標に掲げる組織。組織名は、
行動指針の頭文字(SAMURDHI)を取って名付けられました。
説明会の冒頭ではアイム・ジャパンのコロンボ駐在員事務所の田村所長がシンハラ語を交えて挨拶を述べ、スリランカ人技能実習生受入事業の歴史などを説明しました。その後、現地職員がアイム・ジャパンの技能実習プログラムについて詳細に説明しました。終盤には、日本語学習者を代表した生徒が日本語でスピーチをし、日本語をさらにブラッシュアップし、日本で専門的な技術を身に付けることで親孝行をしたいという夢を語りました。
現在、スリランカ国内の日本語学習者の数は1万人にのぼるともいわれています。コロンボ駐在員事務所は、今後もスリランカ各地の日本語学習者と交流を図り、日本語を学習する若者の夢の実現に貢献できるよう、活動して参ります。
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