アイム・ジャパン 作文コンクール

アイム・ジャパン 作文コンクール

アイム・ジャパンの技能実習生を対象とした日本語による作文コンクールは、技能実習生が日々学習した日本語を使い、自らの考えや気持ちを文章で表して相手に伝える能力を伸ばすことを目的としたものです。日本全国から寄せられる熱意あふれる作品からは、日本語力の向上だけでなく、職場や地域の人々との関わりのなかで日々成長する技能実習生たちの姿を垣間見ることができます。

第23回 開催概要

募集対象 日本国内のアイム・ジャパン技能実習生
募集期間 2021年9月6日~11月8日
応募者数 274名
応募要領 1,200字以内(400字詰の原稿用紙3枚以内)、本人自筆のみ
テーマ 自由
審査基準 ①主旨の明確さ(テーマに沿った内容で、読み手の興味をひくものであるか。また、読み手に主旨が明確に伝わっているか)
②積極性(漢字を多用し、制限枚数まで書いてあるか)
③表現力(独創的な表現であるか)
④文法の正確さ(文法的に正しく表現されているか)
⑤文字の正確さ(誤字や脱字はないか)
⑥文字の丁寧さ(文字は丁寧に書いてあるか)
表彰 全技能実習生対象:最優秀賞1名、優秀賞2名、優良賞2名、佳作3名
技能実習1号対象:奨励賞1名、進歩賞1名
※入賞者には賞状と副賞、入賞者以外の応募者全員には参加賞を授与

「好きなことを自由に書く」というテーマのもと、全国各地から個性豊かな作文が数多く寄せられ、20作品が最終選考の対象になりました。

2021年12月10日、アイム・ジャパンの渡貫伸二理事長を審査委員長として最終審査会が開催されました。渡貫理事長は冒頭のあいさつで、 今年で23回目を迎えるこのコンクールは毎回、技能実習生の日本語能力が各方面から高く評価されていることに触れ、このコンクールを通じて今後も技能実習生の日本語のレベルアップにつなげていきたいと伝えました。

続いて行われた最終審査では、事前の採点結果をもとにさまざまな角度から検討が行われ、全10作品の受賞が決定しました。

今年の最優秀賞にはモフ トリック マウラナさん(インドネシア)の「厳しいルールは何のため?」という作品が選ばれました。実習で学んだリスクマネジメントの大切さや、最初は厳しすぎると感じたルールが実はお互いを思いやる気持ちに通じていることへの気づきなどについて書かれたこの作品は、内容のまとまりのすばらしさだけでなく、丁寧に書かれた日本語の文字の美しさが審査員の称賛を集めていました。

入賞者一覧

結果 題名 実習生名 国籍 実習先

最優秀賞

厳しいルールは何のため? モフ トリック マウラナ受賞者インタビューはこちら インドネシア 吉南 株式会社

優秀賞

自分の日記です ラピーパン ソンセーンリット タイ 渥美浜北 株式会社

優秀賞

自分自身を磨きます クラオデア クルニア プトリ スティヨノ インドネシア 社会福祉法人 両宜会

優良賞

私の夢 アラ ウディン モハンマド バングラデシュ 株式会社 設備技研

優良賞

自分への手紙 レ ティ スアン カイン受賞者インタビューはこちら ベトナム 株式会社 ヌカベ

佳作

お土産 ディキ アグン クルニアワン インドネシア 株式会社 渡辺製作所

佳作

私のお守り シティカーン ポークソンバット タイ Crest Precision 株式会社

佳作

私の夢を実現するために エンダタナマ インドネシア 東栄産業 株式会社

技能実習1号対象 特別賞

結果 題名 実習生名 国籍 実習先

奨励賞

私の見た日本 ヴィスマン アーチャーリゲー ティリニ デーヴィカー スリランカ 大分部品 株式会社

進歩賞

実習生の実務経験 パッタラポン ウッタイゴーン タイ 有限会社 クオール
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