外国人材とその受入企業の間に入る調整役(アテンド職)
月に1回受入企業と彼らの宿舎を訪問し、面談を通じて状況を確認しています。残業時間や有休の確認など労務管理にかかる業務など、1社ごとに深く関わっています。最初の半年間は先輩に同行し、コミュニケーションのコツや注意点をOJTで学びました。現在、私は12社を担当し、彼らの相談にも対応しています。仕事とは関係のない日常生活から家庭事情に関する相談もありますが、相手の立場に立って話を聞いて彼らが安心して生活できるよう心がけています。
2022年4月 アイム・ジャパン入団・新人研修
2022年5月 東京支局に配属後、4ヶ月間のOJT研修
東京支局 アテンド職
外国人材とその受入企業の間に入る調整役を担当
技能実習制度のことを知ったのは大学の授業がきっかけでした。大学では国際政治学を専攻するなかで、日本社会への理解を一層深めたいという思いが芽生えました。日本で少子化が進み外国人労働者の需要が高まるなか、彼らとのよりよい形での共生を実現できる社会にしたいと思いました。私は制度づくりに関わるよりも、実際の現場で彼らと接し、制度本来の意義を多くの方々に知ってもらいたいという気持ちを胸に、アイム・ジャパンに決めました。
月に1回受入企業と彼らの宿舎を訪問し、面談を通じて状況を確認しています。残業時間や有休の確認など労務管理にかかる業務など、1社ごとに深く関わっています。最初の半年間は先輩に同行し、コミュニケーションのコツや注意点をOJTで学びました。現在、私は12社を担当し、彼らの相談にも対応しています。仕事とは関係のない日常生活から家庭事情に関する相談もありますが、相手の立場に立って話を聞いて彼らが安心して生活できるよう心がけています。
以前、あるバングラデシュ人男性が勤務先で指示待ちの姿勢が多く、これが受入企業の悩みの種となっていました。この問題に対処するために、なぜそのような状況になったのか、相手の言葉だけでなく、その裏にある気持ちや考えを聴くようにコミュニケーションを図り、どのように改善できるかを話し合いました。結果として、彼は自ら積極的に動くようになり、企業からもお礼の言葉をいただきました。企業の期待とそこで働く彼らの課題を私自身が間に入って理解し、解決の手助けができたときに、この仕事のやりがいを感じます。
5人1組のチームで仕事を進めています。毎週行う全体ミーティングで、仕事の情報共有や勉強会を実施しています。チームは常に協力し合い、何か問題や課題が発生すれば、すぐに相談しています。困っていることがあれば、リーダーや同期と共有し、協力しながら解決に向けて努力しています。この体制があるからこそ、スムーズに業務を進めることができています。
そのためには、労務管理やビザの手続きなど外国人材受け入れに関する広範な知識を身に付け、質問を受けたらすぐ対応できるようにしておきたいです。入団2年目で後輩もできました。年次が浅い私だからこそ、新卒で入った時の気持ちを大切にしながら伝えられることがあると思います。後輩に教えることで得られる学びも多く、知識を深め、信頼獲得につなげていきたいと思います。今後は海外駐在など国内外で様々な経験を積み、10年後にはマルチプレーヤーになっていたいと思います。