2023年05月22日
2023年5月15日(月)、埼玉県春日部市立八木崎小学校で行われた国際交流活動にアイム・ジャパントレーニングセンター春日部で入国後講習中の技能実習生が参加しました。
同小学校では6年生を対象とした総合的な学習の一環として、異なる国々の人の話を聞き、文化のちがいを知り、国際理解を深め、自分たちにできる国際協力について考えることを目的とした「広げようアジア」という活動を行っています。
同小学校とトレーニングセンターは近隣にあり、コロナ感染症拡大前は年に1~2回、当機構技能実習生が同小学校で出前授業を行い、国際交流活動に参加していました。今回はコロナ感染症収束後、実に4年ぶりの交流となりました。
当機構からは、インドネシア、タイ、ベトナム、バングラデシュの技能実習生8名が、同小学校からは約100名の6年生が参加しました。
技能実習生は2人ずつ4つの教室を15分ごとに回り、子供たちの前で自己紹介をはじめ母国の言葉や文化などについて写真を見せたり、ホワイトボードや黒板に書いたりしながら教えました。
インドネシア人技能実習生は民族衣装のバティックを着用し、柄や由来について説明しました。小学生たちもきれいな柄に興味津々でした。
タイ人技能実習生は、水上マーケットなどの母国のライフスタイルを、ベトナム人技能実習生は母国の料理フォーや民族衣装などについて紹介しました。
バングラデシュ人技能実習生はイスラム教について食事や服装、一日数回聖地に向かってお祈りする話や様子などを伝えて、宗教への理解を深めました。
▶バイタリティと潜在力。躍進するバングラデシュ人材の魅力とは
子供たちは、普段あまり交流することのない外国人技能実習生の説明に興味津々の様子で、母国の好きなところ、現地の小学生のライフスタイル、日本で生活して困ったことについてなど、様々な質問が飛び交っていました。
このような国際交流を通して身近な外国人として技能実習生への理解や興味がある方が1人でも日本に増えていくことを願っております。
また、今後も外国人技能実習生を通して地域のお役に立てる活動を積極的に続けて参ります。
「広げようアジア」の様子については八木崎小学校のHPにも掲載されています。
また、アイム・ジャパン出前授業についても掲載されています。
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