スリランカ初の3号修了生（5年技能実習生）の修了式が開催されました

2023年06月15日

2023年6月8日（木）、スリランカ海外雇用局のタンゴール訓練校で当機構スリランカ初の5年技能実習生を称える修了式が開催されました。

式典には、海外雇用局のヤーパ副本部長、スンディ部長、訓練校のブッディシニアマネジャーなどの送出機関の方々はじめ、訓練生たちも含めて総勢200名近くの関係者が参加し華やかに行われました。

今回、当機構スリランカ技能実習生で初めての技能実習3号を修了したのは、コームパヤラーゲー　シェハーン　カーウ゛ィンダ　サマラトゥンガさん（以下、シェハーンさん）。　スリランカからの技能実習生は2018年5月に第一次が来日し、彼は同年7月に日本に入国し、滋賀県にある機械設備メーカーで機械加工職種の実習に励み、2023年5月に帰国しました。

ヤーパ副本部長は、スピーチの中で「5年間の技能実習をやり遂げたことは非常にすばらしいことであり、彼の事例は多くの技能実習志望者に勇気と希望を与えるだろう」と称賛されました。

また、まもなく出発を控える訓練生に対しても「日本での技能実習を彼のようにやり遂げ、その先の成功をつかむことを期待している」と激励されました。

さらに、式典にはご両親も出席され、両親への感謝を述べる成長した息子のスピーチを聞き、涙を流す場面もありました。終盤では両国の国歌が斉唱され、厳粛な雰囲気の中で締めくくられました。

式典後は、出発に向けて訓練する約60名の候補生からの質疑の場が設けられ、未来の技能実習生たちからたくさんの質問が飛び交い、先輩であるシェハーンさんが、経験に裏付けられたアドバイスをしました。

シェハーンさんは、2023年7月から日本国内の航空関連会社でグランドハンドリング業務に従事し、さらに活躍の幅を広げます。

アイム・ジャパンは、技能実習修了者の生の声をスリランカの若者たちに届けることで、技能実習プログラムを通した成功を志す若者が増えるよう、引き続き活動して参ります。

スリランカ初の3号修了生（5年技能実習生）の修了式が開催されました

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