2023年11月10日
2023年11月5日(日)、インドネシア共和国のイダ・ファウジア労働大臣閣下、ご臨席のもと、名古屋市公会堂(愛知県名古屋市)において、「インドネシア技能実習生休日の集い/安全衛生大会」を開催しました。
会場には当機構のインドネシア人技能実習生(以下、実習生)約800名が集合し、インドネシア側からは、労働大臣ほか職業訓練局長はじめ計15名、全体では、当機構関係者などを含めおよそ900名が会場に参加し盛大に行われました。参加実習生は、東海地方を中心に西は兵庫県、北は富山県、東は静岡県からも長距離バスなどで参加しました。
会場に到着すると、お弁当、飲み物やインドネシアの辛味調味料サンバルが手渡され、母国の仲間と談笑しながら昼食をとりました。
▶技能実習生の輩出ナンバー3、インドネシアってどんな国?
当機構の社会保険労務士である原田講師が、技能実習の安全な履行にあたり、安全衛生講話をしました。それに続いて会場のインドネシア人技能実習生一丸となって「安全は家族の願い・みんなの願い」と日本語とインドネシア語で安全衛生スローガンを復唱しました。
主催者挨拶に続いて、アリ職業訓練局長からは、実習プログラムの30年の歩みと報告が述べられ、実習生らに励ましと期待の言葉をかけられました。
その後、愛知県安城市で介護実習に励むニマーさんが実習生代表として、イダ労働大臣に感謝の言葉と、インドネシアの発展のためにも、今後も介護の知識や日本語の習得に尽くしたいとの感謝と決意のスピーチを行いました。
さらに、当機構元技能実習生で、帰国後にインドネシアで梱包・産業支援のキョードー・ウタマ・インドネシア(PT Kyodo Utama Indonesia)を起業し、現在250名以上の従業員をかかえるまでに成長させたイスワンディ社長も、後輩の激励のために日本出張の忙しいスケジュールの合間をぬって会場に駆けつけてくれました。
最後に登壇されたイダ・ファウジア労働大臣は、日本での実習は我が国の優秀で競争力のある若者の能力を高める第一歩であり、1993年にインドネシア共和国労働省とアイム・ジャパンとの協力が始まり、これまで技能実習生プログラムの参加者は4万8千人以上に達しています。技能実習は、日々実習に励み、高い労働倫理など、さまざまな分野でイノベーションを生み出しています。帰国した際には、母国・皆さんが住む地域の貢献が期待されています。皆さんは、熱心で、他国からの参加者に負けない若いインドネシア人であることを示してくださいと述べられました。
▶インドネシア労働省のFacebook からも当日の様子がご覧いただけます。
終盤では、和太鼓や三味線の生演奏にあわせた島根県の郷土伝統芸能安来節が披露されるなど日本の文化に触れられるレクリエーションをはじめ抽選会などが行われました。
▶NewsLetter(印刷用PDF)はこちら
IDN004
関連記事
- 2023年11月10日
- 海外NEWS
- 2023年09月28日
- 海外NEWS
- 2023年07月12日
- 海外NEWS
- 2023年06月19日
- 海外NEWS
- 2023年05月12日
- 国内NEWS
- 2023年05月12日
- 国内NEWS
- 2023年05月09日
- 海外NEWS
- 2023年01月13日
- 海外NEWS
- 2023年01月06日
- 国内NEWS
- 2022年12月06日
- 国内NEWS
- 2022年11月07日
- 海外NEWS