インドネシア研修生実業家協会・イカペクシパプア支部設立式を開催しました

2023年11月09日

左から労働省本省ブホリ部長、パプア州労働局長代行、イカペクシパプア支部リザル代表/本部エディ会長

2023年10月31日（火）、インドネシアパプア州知事庁舎において、インドネシア研修生実業家協会イカペクシ（IKAPEKSI）のパプア支部の設立式が開催されました。

式典には来賓として、パプア州知事代理のアニケ・ラワル氏、パプア州労働局長代行、パプア人民議会ドリンチェ・メファ氏、インドネシア共和国労働省ブホリ部長とアセップ課長ほか計13名が就任式会場にご参列いただきました。

この日、パプア州全土からアイム・ジャパン修了生21名が会の発足を祝い結集しました。イカペクシパプア州代表に就任したスアイブ・リザル氏は設立書類に署名し、本部エディ・ワルヨノ会長からパプア州リザル会長にイカペクシのロゴの入った組織旗の引き渡しがおこなわれました。

イカペクシエディ会長はじめ、南スマトラ州へリヤディ代表、西ジャワ州ヘリ代表、中央会有志メンバー5名を含め８名がお祝いに駆け付けました。

イカペクシパプア州支部の設立は、州の経済発展のため、パプア州知事の支援とご協力のもと、2019年より設立に向けて計画されていました。約４年の歳月をかけて設立のはこびとなりました。

式典で、州知事代理のアニケ・ラウルパプア州地方事務局公共政策分析官は、技能実習プログラムの活用による地域経済の成長と、イカペクシによるビジネスネットワークにより数多くの起業家が誕生し経済の成長を通じて本州の活性化に期待していると述べられました。

また、パプア人民議会ドリンチェ氏は、パプア州は洋服から食べ物にいたるまですべてジャワ島やスマトラ島など他の島からの購入に依存しているため、物価が高い。
パプア州内で工場や農園ができれば経済発展につながる、新しい世代の人材育成について全面的に支援したいと述べられました。

同州で技能実習プログラムのリクルート試験が長い間開催されていなかったことをふまえて、来年にはパプア州全土で是非とも開催してほしいとインドネシア労働省と当機構に強く要請されました。

インドネシア労働省と当機構は、インドネシア共和国全体の経済の発展に寄与できるよう、東部への経済発展支援として、イカペクシパプア支部と共に、技能実習プログラムを通じて連携と協力をすることを確認いたしました。

・パプア州は、インドネシアの東端、ニューギニア島の西半分の占める位置にある、郡島からなるインドネシアの州。州都はジャヤプラ。
・イカペクシはアイム・ジャパンの技能実習プログラムを修了したメンバー25人で2013年に発足。日本で習得した知識や技術・技能、考え方などを活かして母国で起業した技能実習修了生を中心に、後輩技能実習生のキャリア支援などを精力的に行っており、現在は5,000人を超える会員が在籍。パプア支部設立によりインドネシア国内に16支部に。ビジネス情報のシェア、修了生の起業サポート、リクルート支援など幅広く行っています。

インドネシア研修生実業家協会・イカペクシ パプア支部設立式を開催しました

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